東日本大震災による被災に対する支援について(お礼)

全国のご支援くださいました皆様
東日本大震災による被災に対する支援について(お礼)

 拝啓 皆々様におかれましては、いよいよご精励のこととお喜び申し上げます。
 昨年発生しました東日本大震災に際しましては、懇篤なるお見舞いや心暖まるお言葉をいただきまして、誠にありがたく、厚くお礼申しあげます。
 2011年3月11日のあの日から、早1年が過ぎました。被災地では、復興のために無我夢中となって暮らしを紡いできた毎日です。その中で自閉症という障害のある者を持つ家族は、失われた日常を1日も早く取り戻すことに心血を注いでまいりました。時には、明日への見通しや希望が雲間に隠れて見失いそうになったことも度々ございましたが、その時々に全国の皆様方からのご支援に勇気づけられ、ここまで歩を進めて来ることができました。本当にありがとうございました。
 しかし、被災の大きかった沿岸各地や原発事故を被った地域では、今もなお苦難の日々を強いられている状況です。瓦礫が堆く積み重なり、崩れ落ちた建物が放置されている風景が、いつになったら穏やかな町並みを取り戻すのかわかりません。住み慣れた地を離れざるを得ない者は、いつになったら安住の地に辿り着けるのかわかりません。ただただ、子ども達と家族のために「新しい日常」を築くべく頑張っていく所存です。
 どうぞ、今後ともご支援くださいますようお願い申し上げます。
 末筆になりますが、皆々様方の今後のご発展とご健康とご多幸を祈念し、甚だ簡単ではございますが、被災地を代表しましてお礼のご挨拶とさせていただきます。
                                   敬具

 平成24年4月30日

                     岩手県自閉症協会 会長 熊本 葉一
                     宮城県自閉症協会 会長 目黒久美子
                     福島県自閉症協会 会長 酒主 照之
                     茨城県自閉症協会 会長 高山 孝信