(滋賀県自閉症協会)2024年度 世界自閉症啓発デーの取り組み (報告)

<滋賀県自閉症協会>
2024年度 世界自閉症啓発デーの取り組み (報告)

滋賀県での自閉症啓発デーの取り組みは今年で10回目となり、例年通り、4月2日から国宝彦根城を3日間ブルーライトアップしました。今年も滋賀県や彦根市行政をはじめ、県内のたくさんの企業様にお力添えをいただくことでポスターやチラシを制作し、自閉症啓発を行うことが出来ました。

また、ブルーライトアップを紹介するポスターについては、県内のJRと近江鉄道の全駅をはじめ、金融機関や自治体各所、またたくさんの企業様にも掲示の協力をいただきました。

今年は桜の開花が遅く、桜満開のコラボレーションを撮影することは出来ませんでしたが、やはりいつ見ても趣のある国宝彦根城が「バリアフリーな社会の実現」を啓発している様子は、同じ青色でも澄んだ美しさが感じられ感無量でした。

また、彦根市にある「ひこね市文化プラザ」では滋賀県発達障害者支援センターが主催の「発達障害啓発県民講座」が行われ、その案内チラシには世界自閉症啓発デーのロゴが活用されており、講座修了後は滋賀県発達障害者支援センターの多くの方がブルーライトアップの様子を見るため国宝彦根城まで来てくださいました。

また、滋賀県庁においては「クワイエットアクション」が実施されました。

逆に耳の不自由な方には情報が届きにくいことが起きてしまったようですが、様々な課題を抱えた方々への配慮を検討し実施くださることが何より有り難く感じました。

これらの取り組みがメディアに伝わり、メディアを通じて多くの視聴者の方に伝わるようにすることが、これからの大切な課題のひとつだと感じました。